6L6全段差動プシュプルアンプ春日TR版

2024年1月7日 再版
2018年8月29日

ヘッドフォンジャックを付けてみたが?

今回も火入れ式は緊張ものだが何とかクリア、そして入力を入れて音出し、おぅ!素晴らしい音が出た!低音がプシュプル特有の余裕のある音、そして中、高音域はシングルのその音が聞こえる、これぞ差動アンプと言うものか?つまりは6N6Pの差動アンプを余裕のあるアンプにした様なもの?これは満足である。6L6の特色も出ていると思う、これで測定をしっかりやればどんな特性か解るだろうが今の所予定なし!この後は前段2段のアンプを作る予定だが今の所不自由無しに良く聞こえるので余り制作意欲なし、只トランスは替えて見てどんな音がするか試してみたい様な気もするが値段がね〜〜〜!つい先日春日で特売をやっていたので行って見ようと思ったが腰砕け・・・春日の専務に前回電源トランスと出力トランスを買う時にこれで自作は当分止めと言ったしな〜〜〜!でもどんな音になるか聞いてみたい誘惑は何時でも・・・・

先日気分良く音楽を聴いていたら突然ぷつっと音が出なくなってしまった、そして良く見たら真空管の明かりが消えている、こりゃ何事かと思って調べて見たら何と半田不良、電源トランスの根元の所が半田が付いたり外れたり・・・・之も配線の横着をした付けが回ってきたのである。やはり仕事はきっちりやらないと…・それにややこしい事に電源のパイロットランプの配線は別の端子からとっていたのでパイロットランプは付くのである、なので判断するのに色々と考えてしまった、結局半田をやり直してバイアス調整をして完了、今日も元気でいい音を出して居ます!

矢張りトランスが大きい、前に使って居たトランスの倍である。その分が音に出てくるのかな?これで当分アンプの制作予定は無し、ただ時間が有れば今度はプリアンプを作ろうかとは思うのだが今の所サンスイの年代物が頑張ってくれているので今の所は・・・然しこの山水アンプもお釈迦になる身で?

どうも左右の出力が合わない、片rチャンネルの音が小さい、こりゃおかしいと言う事で真空管をアムトランスで購入して替えて見る、そしたら音が全然違う!とても綺麗で澄んだ音がする、前の真空管は何となくボン付いた?ぼやけた音に聞こえる、真空管だけでこれだけ違うとは思わなかった、と言う事は前段の6SL7も変えたら違うのかな?又後で試してみよう…これで少し良くなった様な気がしたがどうも今一、そこで今日は時間が有ったのでじっくりともう一度電源の電圧やバイアス等を観察、そして回路を点検して見る、そしてんッ、と思うか所が一点、電圧増幅回路から出力段に入るグリッドの配線がどうもおかしい!そこで左右を入れ替えて見た、そしたら何と正常になった、つまり配線の間違い、左右の配線の結線ミスである。もう思いこみで間違いはないと思って居るからそこまで頭が回らなかった、と言う事は結局真空管は何ともなかった?然しこれから真空管は無くなる運命、スペアと勉強代と言う事で・・・ん〜〜正常になったアンプの音は?いや〜〜〜いい音だね!低音も迫力が出たしハムも無い・・・叉真空管が余ったので何か作ろうか?などとは当分思わない・・・

6SL7電圧増幅管を変えてみる

新しいサイトを立ち上げたのを機にこのページもリニューアルする事にした。アンプを色々と組み立てて来ましたが今残って居るのはこの6L6全段差動プシュプルアンプと12AX7トーンコントロール付きのプリアンプだけで有ります。その前はプリアンプに山水のU777を使っていまたが故障して不用品として出してしまいました。この6L6全段差動PPアンプはぺるけ師匠の回路から制作をしました。今ぺるけ師匠はALSを発症して療養中であります。どうか一日も早く回復する事をお祈り申し上げお見舞申し上げます。

この所真空管を替えてからハム音も極端に少なくなったし音質も改善したのでヘッドフォンで聞いてみたくなりジャックを付ける事にした!然しアンプの中身がごちゃごちゃでジャックを付ける周辺が狭い!と言う事で直付けのジャックにした…然しその結果は?

2018年8月28日

球交換から約一カ月…

この所右良く音楽を聞くがやはり変わって来た!低音の音が延びて全体に精密な?音と言う感じがする、奥行きが深くなったと言うか伸びが良くなったと言うか…真空管が段々とエージングが効いて来たと言う事か?と言う事はこの後もっと素晴らしい事に成る?未だ想像できないがどんな音に成ってくるのか楽しみである、こりゃやはりヘッドフォンジャックを付けないと駄目かな?季節は秋、物作りに最適な季節、ぼちぼち始めるか?

上の写真は取り付け前のシャーシーの部分、昔ここにジャックを付けていたので…そして右はジャックの種類本当は左のジャックを付ける予定だったが狭いので直付けの右のジャックにした、

取り付け後のジャック周辺、面倒なので同期の抵抗やダミー抵抗も付けずにスピーカー端子から直付け、そしてジャックを挿した所

 現在使用中のアンプはオークションで購入した山水のAU-777であるが(5000円)この所一寸調子が悪くなって来た、そして今一緒に聞いているのが6N6P差動PPアンプである。しかしながらちょっとパワーが欲しいと思いぺるけ師匠のEL34アンプを6L6に変えて全段差動PPアンプを作る事にした。しかしどうも手持ちの電源トランスがちょっと小さい、そして2SK30のペアレントが無い、又ぺるけさんに頼るのもどうかと思い前作の1段構成にした。そして最初の作品は出力トランスも調達出来ず(予算不足?)春日のトランスで試用?何時かは2段式にレベルアップしたいのだがいつの事やら…

結果的には大失敗?と言うのもスピーカーからは耳を近付けても殆どハムは聞こえない状態だがいざジャックを挿して聞いてみたらこれがもう使い物に成らん!ジーっと言うハム音が聞こえて来て…これじゃダミーの抵抗等を入れてもとても取りきれるものじゃない!と言う事はこれは駄目だ…電源部だけを改造してもな〜?まぁヘッドフォンアンプとして6L6ミニワッターが有るからこれで良し?物足りなければ全段差動のミニワッターを作るか?それだったらヘッドフォンアンプを作った方が良いかもしれないし…これから考えよう!

回路構成

 2018年再編集

調整

電源電圧がちょっと高いので結構抵抗で落としているがまぁ規定通り?そしてバイアス電圧はカソードで0.2ミリアンペア程度に調整、出力トランスのアンバランスペアには合格?只トランスが小さいのでアンプ本来の働きをするかどうかが問題?それに電源電圧は殆ど変らないのに左右でちょっと音量の差が・・・こりゃどうしたものか?今の所はプリアンプのバランス調整で直して居るので聞いていて不便は無いのだが、どうにも気になる所真空管はオークションで買ったものを使用、この時点ではまだ誤配線に気付いていない?

ついにトランスを交換して完成

今日出力トランスが届いたので早速交換、ついでにあちこちの配線も点検し直して・・・とっあっちこっち半田の不良が見つかって・・・そして交換終了、そしてその音は?ん〜〜素晴らしいね、特に低音の伸びが良くなった、それも小出力でボリュームを上げなくても迫力のある音がする、やはりトランス一つでもこうも変わるかと驚きである。と言う事は他のアンプも替えれば違うのかな?まぁその辺は我慢と言う事で・・・大変満足のいく音でした。然し左右の出力の違いは直らない、こりゃ管が駄目なのかな?電圧も殆ど両チャンネル同じだしバイアスはほとんどゼロミリボルト、只正確な測定はまだやっていないので明日でもやって見るがこれだけが悩みの種この時点でもまだご配線に気付いて居ない!

真空管を替えて完成

誤配線を発見!そして修理完了・・・

部品を交換する機会が有ったのでついでにこの差動アンプも電源部を少しボリュームアップしてみようと平滑コンデンサーを470μfに変更してみた、前は100μFだったので…するとハム音が消えて心なしか低音の出が良くなったような気がして?やはりパワーアンプは電源がしっかりしていないと音がしょぼくなる?ついでにバイアス調整用のテスターを差すピンをつけて見た、でも考えて見たら調整する時にはやはりアンプをひっくり返さないと出来ない、このピンは常時監視じゃないけどたまに左右バランスが有っているかを確認するだけのもの?

しかし一度で完全にならないのが素人と言うか私の悪い癖?もう大丈夫と思い備え付けて音を出してみたら片方のチャンネルからハム音が(ほんのごくわずかだが・・・)片方はアースに落としたんだからもう片方も落とせばいいのに手抜きをしたらこれだ!と言う事で叉裏返してアースの引き直し、ついでに空中配線が不安定なのでラグ板に固定する。これでももう大丈夫かな?然しこの差動アンプ、シングルに近い様な音が出る、しかし低音はプシュプルの音、何時まで効いていても疲れない音、最高だね!ぺるけ師匠、万歳!

これでアンプは完成で今現在私の部屋でメーンアンプとして毎日音を奏でているがその他に6N6Pのミニワッターと6L6シングルアンプが置いてある。それに12AX7を使用したプリアンプである。通常はパソコンからDACを通して山水のAU777のプリアンプ部を使用してこのアンプを鳴らしているがもう少しゲインが欲しいので2段ベーシックアンプの作成を予定しているが今の所まだ手に付かない。とりあえずの予定は又昔を思い出して14GW8で超三極アンプを作ってみようかと…自作は当分止まらない!

出力管の6L6を替えたらとてもいい結果が出たので今度は電圧増幅管の6SL7を替えてみたらどんな音がするか試してみた、今までの使用管はいずれもオークションで買ったものでそもそも元の(新品の?)音と言うのが解らない?そしてその音とは…確かに違う、音の広がりとか、何よりも全域において音の伸びと広がりが違う!と言う事は試作品ではオークションの真空管を使って結果的に使用出来そうなアンプには新しい真空管を差し替えてみる?これで又自作の虫が動き出した、そして何よりもハム音がぐっと減った事、スピーカーに耳を近ずけてもほとんど聞こえない!計測器で測ってはいないが結構なの数値だろう?こりゃ又ヘッドフォンのジャックを取り付けてヘッドフォンアンプとしても使ってみようか?そして計画中のアンプは多数、どれを選択したら良いものか??

 前のシングルアンプを解体しての制作である。矢張りシャーシーの工作が無いと言うのは自作にとってとても助かる、この硬いシャーシーに穴をあけるなんぞは並大抵ではない、そしてハラワタを見てもらうと解るが相変らず汚ない配線、とりあえず音が出ればいいやと言う配置である。バイアス調整用のボリュームなんぞ何処を向いているやら…・それに定電流素子も測定して使って居るのだが結構誤差が有る、そして定電流回路には約57ミリアンペア程度を流している。何せ出力トランスが一杯一杯で・・・

2014年3月15日(土)

電源の平滑コンデンサーの容量を上げてみた・・・・

6L6全段差動プシュプルアンプソフトントランス版完成

制作過程

試聴

トラブル

2018年8月10日

 6SL7を前段に使用したオーソドックスな前段差動回路、出力管カソードは定電流レギュレーター、LM317を使用している。この部品はもう無くなって名称変更?10キロオームボリュームでバイアス調整