2024年1月7日 再版

 試聴
 プリアンプを作る、第2弾!

2018年編集

 今回は永久版と言う事が頭に有るのでとりあえず入力を3系統にしてみた。スイッチはロータリーで設置場所はシャーシー上面で切り替え、何の事はない、置く場所が無くなってしまったのである。まぁ俺のやる事はこんなもの?
 さて音源は何時ものパソコンからUSBDAC経由で入力、出力はこれも作りたての6L6の全段差動PPアンプ、さてメーンアンプのボリュームを上げてみる。(このプリアンプは抵抗に置き換えてボリューム無し)ん〜殆どハム音は聞こえない、と言う事はメーンアンプも作ったプリも大丈夫?さて音出しだが今度は低音も結構ブーストしている感じ、やはりメーンアンプもゲインが低いのでこんなもんかな?改善前の音とはやはり違う、結局は電圧が高くてロードラインが崩れた!それでもまだちょっと高いので改良の余地ありだな!そして配線の左右入れ替えと言うかやっぱりこれが災いしているのかな?出来としては40%の満足度!電源部も入力も問題ないと言う事は左右の結線ミスと言う事で又作り変えるか?それも暇な爺いとしては楽しみに・・・しかしプリアンプ等を作るのにテスター一本で検査調整も無しと言うのはどうかな?歳とともに衰えて来る耳だけが頼り、こりゃ駄目だな・・・
 シャーシー上の配置や配線の制作過程等もアップしようと思ったが上記の通り写真が飛んでしまったので残った分だけ挙げておく!之は電源トランスをセット、今回は又シャーシーの中が一杯になると思うので場所の確保から?電源トランスに直接B電源用のブリッジ整流回路のダイオードを組み込んでしまった。電源トランスは春日のKmb90を使用、ダイオードは1N4007である。ここまで仕上げてとりあえず整流後のB電圧が出ている事を確認の後つぎの作業過程に移行する。この積み重ねが後のトラブルの対処に役立つ、つまりここまでは大丈夫と言う確認作業をしてから進むのがベター!
 電源回路製作
 この所休んでいたアンプ製作、リタイアとともに時間が出来たので又手を出してみた、今度は時間が有るので配置や部品選別等に時間を費やして永久保存版をと思ったがやはり気性のせいか?完成が近ずくにつれて仕上げが早く成り結局はあまり進歩の無い作品に成ってしまった。そして制作過程を写真も交えてと思って記録してしていざパソコンにアップしようと思ったら転送出来ない、仕方なくフォーマットしてから試そうとしたが駄目!結論的にいえばカードリーダーが壊れていた?と言う事で記録した写真はほんの一部しか残って居ないので途中から?・・・まぁ顛末記の様な物?、
 トーンコントロールのボリュームの部分の拡大写真、まぁこの様に入り組んでいてこれが頭の体操に成る。何時もどれだけ簡潔に配線作業をするかをと思うのだがどうしても入り組んでしまいめちゃくちゃな状態に成る。
 何時もながらの汚い腹わた?今度こそは綺麗に仕上げようと思うのだがどうしても作業の工程が悪くて取って付けての作業に成るのでこの状態…まぁ中身が良けりゃいいかと思うのだがこれも問題で?途中から左右の判断が付かなくなり結局左右ごちゃ混ぜ?これじゃ本来の機能は働かないし失敗作である。時間が有るんだからもっと慎重にやればいいのに直ぐに作り急ぐ、あ〜我ながら情けない、又作り直しか?詰め込み過ぎているので後からの手直しはもうそりゃ大変!
 調整そして・・・
 変更後
 そう言うい訳でとりあえずB電源を調整する事に・・・一番目にトランスの出力を195ボルトから185ボルト端子に変更、そして電圧調整の抵抗を12Kから20Kに、そして20Kから22Kに変更してみる。然しこれが大変、所せましと詰め込んであるので半田付けが出来ない、仕方なく基盤を一度外してそれから変更、そして電圧測定、ん〜約一割ほどダウン出来た、これでもちょっと高めなのだが実用的には問題ないだろうと言う事で決定、まぁカットアンドトライの俺のやり方はまぁ物作りにはならないと反省!取りあえずやっつけ仕事?こりゃ駄目だ・・・
 取りあえずは電源のヒーター回路、次に出来る限りコードでの配線を済ませる、今回は電源盤に殆どのアンプ回路を組み込んだので何とか隙間が出来るかと思ったがまぁ駄目である。そして細心の注意でアース回路を作ってと・・・しかしトーンコントロールの回路を作って居ると頭の体操に成るな!あれをこっちにつないでそれからこっちをあそこにつないで…あれっ?違うな、と言う事で散々無い頭を使う、まぁ爺イにとってはリハビリに成っていいか?
 製作前トランスの配線をした所、この後色々な部品を付けて配線をして行く、今はこのガラガラ状態だが之に部品等を付けて行くと之がごちゃごちゃになって行くのだ!そしてもう一点、この状態の時には電圧の調整までは考えていなかったので195ボルト端子に整流回路をつないでしまい後に185ボルト端子に変更するのに一苦労?ついでにスパークキラーも取り付けて・・・尚平滑回路はMOSFETによる整流、無負荷状態で約300ボルト
 真空管と回路を選ぶ
 ちょっと時間が出来たので先日製作したプリアンプの修理と言うか作り直しをしてみる事にする。左右のチャンネルのセパレートがバラバラに成って居る様なので配線をし直す事にする。と言う事で結線をばらし再度組み上げていくとあれっ?こりゃ配線が違うぞと・・・良く見たらそんな個所が3か所あった!と言う事はやっぱり本来の性能を発揮していなかった?と言う事で全部手直しをする、何せ狭くてやり難い場所、本当なら配線を左右色分けにしてやろうと思ったがえいっ!面倒だと言う事で何時ものやっつけ仕事?と言う事で音出し・・・あれっ〜〜すごい音じゃん、と言うか今使っている山水のアンプに負けないほどの低音、そして抜ける高音が出て来た!こりゃ大成果だ!之で山水プリアンプの代わりが出来る?と言いたい所だがやはりハム音が少し出ている、之はどうしたものか?ヒーターは直流点火だしB電源はFETなのだが・・・之は課題とし残して又勉強するとしてとにかくこれで一安心、と言う事でした。
 入力回路のロータリースイッチによる配線、入力ジャックからは距離が短いし誘導も少ないので?銅線による配線にした。ゲインも少ないのでハムも拾わない?
 ヒーター回路は12ボルトをブリッジ整流して47002本で平滑、電源を得ている。今回はマイナス電源の必要は無いので之でハムを防止、
 取りあえずトーンコントロールが有る回路を選んだ、理由としては使用するメーンアンプの出力が小さいのでどうしても小音量の時に低音と高音の鳴りが物足りなく成る為?このアンプで鳴らす予定のメーンアンプは6N6Pのシングルミニワッタ―と6L6GCの全段差動PPアンプなのである。と言う事はある程度利得がないといけないと言う事で12AX7を使う事にする。そしてトーンコントロール回路はCR型、まぁあちこちのネットに載っている回路を参考に・・・あまり自分で考えてと言うほどの頭もないし面倒だし、本当は一から勉強しなおして自分で設計してみようと思ったがそれは次回にまわして、理由は今使っているSANSUIのアンプの調子がおかしくなって来たので取りあえず…その内ロードラインを引いてやってみようと思うがどうしてもトーンコントロールの部分は計算が難しくて・・・何時出来るのやら!

2017/06/14日(水)

 修理および改善
 さて制作過程はすべて終了、いよいよ電源の火入れ式?この瞬間は何時も緊張する、変な匂いはしないか、ヒューズは飛ばないか、煙は出てこないか?等々・・・そしてとりあえずB電源の電圧を測定、次にカソードの電圧と!之は一番先に測定しておかないと万一誤配線や断線等の場合最悪真空管を壊してしまうからである。してその結果は?ん〜こりゃB電圧が高い、と言う事は当然カソード電圧も高い、只許容範囲内では有るので?取りあえず入力を入れて出力をアンプにつないで音出し…ん〜低音はブースとしているが何かおかしい、高音も出が悪いし・・・
 途中経過